フェムゾーン医療外来

気になりながらも、あまり話題にしないフェムゾーン(膣と外陰)のこと。乾燥やかゆみ、においなど気になる症状はありませんか?
また、最近では、性交渉によるHPV(ヒトパピローマウィルスウイルス)感染が、子宮頸がんを発症することもわかってきました。
そこで、富松レディスクリニックでは、 フェムゾーンを快適に保つための必要なケアについて、フェムゾーン医療外来(膣外来)を令和7年12月より開始いたします。

フェムゾーン医療外来とは

閉経後には全身の女性ホルモンの分泌量が低下し、心身にさまざまな変化が起こります。
フェムゾーン(膣と外陰)では粘膜や皮膚が薄くなって弾力が低下し、またそこに常在する細菌叢(さいきんそう=細菌の集団)の状態も変わります。そのため、さまざまなトラブルが起こりやすくなります。これをGSM(閉経関連尿路性器症候群)と呼び、閉経後には約半数の女性がGSMになります。

GSMの三大症状
  1. 1.膣や外来の違和感、乾燥や痛み
  2. 2.頻尿、尿漏れ、 再発性膣炎
  3. 3.性交痛や性交後出血です。

若い方もフェムゾーンに関心を持ってください。

10~40代であっても女性ホルモンの分泌量が減少している場合には、 GSMに似た症状が出て、性的意欲も低下することがあります。たとえば出産を経て授乳している時期、卵巣や子宮などの病気で卵巣を摘出した場合です。食思不振症、過度な運動などで低体重になり月経が止まってしまったときにも要注意です。
また、ピル(経口避妊薬)を服用している女性は性ホルモン結合たんぱくが増え、その作用によって、GSMに似た症状が表れやすくなり、性的意欲も低下することがあります。低用量ピルには、月経・排卵の周期のコントロールや避妊など多くのメリットがありますが、副作用対策としてフェムゾーンのケアをしてほしいと思います。
軽い尿漏れ、浴槽から上がると腟からお湯がでる、性交痛、骨盤臓器脱など、フェムゾーンの症状は多くの場合、膣圧と関係していると言われています。

フェムゾーン医療外来の特徴
フェムゾーンのいろいろな不調を改善する医療
・各種婦人病(感染症、腫瘍など)の治療
・子宮がん検診、STI(性感染症)外来、膣炎(細菌性、萎縮性)など
・フェムゾーンの機能低下や不快症状の治療 膣圧測定、HIFU治療
TCA療法
子宮頸がんの原因であるHPV(ヒトパピローマウィルスウイルス)の治療
HPV感染予防
HPVワクチン

医師とともに、フェムゾーン医療外来の専門アドバイザーが患者さまのお話をお聞きし、最良の治療をアドバイスさせていただきます。

フェムゾーンの機能低下や不快症状の治療について

フェムゾーン の症状は多くの場合、膣圧と関係していると言われています。
膣圧とは、膣の締め付け具合や膣内の圧力を指します。膣圧が高いと「膣がきつい」、低いと「膣がゆるい」と感じられます。膣圧の低下は、骨盤底筋のゆるみや膣粘膜の衰えなどが原因で起こることがあります。
膣圧の測定は、医療機関で専用の器具を使って行います。当クリニックでは膣圧測定器を用いています。

膣圧とは?
膣圧とは、膣壁にかかる圧力のことで、膣の締め付け具合や、膣内の圧力を指します。膣圧が高いと、性交時に男性はより強い刺激を感じ、満足度が高まると言われています。一方、膣圧が低いと、膣のゆるみや性交時の不快感、尿漏れなどの原因になることがあります。
膣圧の低下の原因
膣圧の低下は、次のような原因で起こることがあります:
骨盤底筋のゆるみ
骨盤底筋は、膣や膀胱、直腸などを支える筋肉の総称で、出産や加齢によって衰えることがあります。骨盤底筋が弱くなると、膣圧が低下しやすくなります。
膣粘膜の衰え
膣の粘膜は、加齢や出産によって薄くなったり、弾力性が低下することがあります。これにより、膣圧が低下することがあります。
運動不足
運動不足は、骨盤底筋の衰えを招き、膣圧の低下につながることがあります。
出産経験
出産は、膣や骨盤底筋に大きな負担をかけ、膣圧の低下を引き起こす可能性があります。
膣圧の改善方法
膣圧の改善には、次のような方法があります。
骨盤底筋トレーニング
骨盤底筋を鍛えることで、膣圧を高めることができます。
膣圧トレーニング
膣の筋肉を意識して、締める・緩めるを繰り返すトレーニングです。
スクワット
下半身全体の筋肉を鍛えることで、骨盤底筋も鍛えられます。
ウォーキング
適度な運動は、骨盤底筋の機能を高めます。
・生活習慣の見直し
適度な運動を心がけ、肥満を解消することで、骨盤底筋への負担を軽減できます。
便秘を解消することで、排便時のいきみによる膣圧の低下を防げます。

膣ハイフとは

医療機器

膣ハイフとは膣にHIFU(High Intensity Focused Ultrasound:高密度焦点式超音波)を当てていく施術です。HIFUでは皮下組織に熱を与えることで引き締め効果を狙う治療を行います。またHIFUのエネルギーでダメージを受けた粘膜が修復される過程で、新たなコラーゲンが大量に再生されるため、膣に弾力が生まれ厚みがでてたるみが改善します。膣粘膜表面を傷つけず、内側のみにコラーゲンを再生させふっくらと引き締まった膣内に導きます。
この施術は美容外科などで美容目的に顔のタイトニングやシワ治療にも使われています。
医療機関において、引き締め効果を積極的に行える方法が「膣ハイフ」です。
当クリニックで導入しているHIFUの医療機器「yoniHIFUⅢ(ヨニハイフスリー)」は、最新の高密度焦点式超音波技術を応用した腟タイトニング治療機器です。

腟ハイフ(yoniHIFUⅢ)で、自信あふれる毎日へ!

年齢を重ねるごとに、身体の変化を感じていませんか? 特にフェムゾーンの悩みは、誰にも相談できず、一人で抱え込んでしまいがちです。
腟のゆるみ、産後の尿もれ、お湯もれ、乾燥、感度、性交痛、更年期……。これらは、女性の自信や生活の質を大きく左右する問題です。
でも、もう悩まないでください。
yoniHIFUⅢ(ヨニハイフスリー)は、そんなデリケートな悩みを解決へと導く、最新の腟HIFU治療機器です。メスを使わず、高密度焦点式超音波(HIFU)の力で腟を引き締め、若々しさを取り戻し、あなた本来の魅力を最大限に引き出します。

yoniHIFUⅢとは?

HIFU(ハイフ)とは、高密度焦点式超音波の略称です。一点に集中させた超音波で熱エネルギーを発生させ、狙った部分にのみ熱損傷を与えることで、コラーゲン生成を促進する治療法です。
yoniHIFUⅢは、このHIFUテクノロジーを膣に応用した、最新の腟タイトニング治療器です。従来のHIFU治療器とは異なり、点ではなく線で隙間なく照射できます。通常の腟ハイフの約3倍の照射面積を実現しました。そのため、より広範囲で面で熱エネルギーを届けることができ、効率的にコラーゲンの生成を促進し、腟の引き締め効果、弾力性の向上、そして潤いを与えることが期待できます。

他社比較

yoniHIFUⅢで期待できる効果と選ばれる理由

yoniHIFUⅢは、様々な効果をもたらし、他の治療法と比べて多くのメリットがあります。
あなたの理想のintimate lifeをサポートします。

期待できる効果
  • 腟の引き締め: たるみやゆるみを改善し、きゅっと引き締まった理想の腟へ。
  • 尿もれの改善: 軽度の尿もれにお悩みの方も、笑顔で過ごせる毎日へ。
  • 腟の乾燥改善: 潤いのある健康的な腟で、快適な毎日へ。
  • 性交痛の軽減: 痛みを軽減し、パートナーとの時間をもっと楽しく。
  • 自己治癒力向上: 腟の自然な治癒力を高め、いつまでも健康的な状態を維持。
  • 自信を取り戻す: 心身ともに満たされ、自分らしく輝ける毎日へ。
選ばれる理由
メスを使わない、切らない治療
ダウンタイムが少なく、身体への負担も少ない。
痛みが少ない
施術中の痛み、熱を感じることが少しあります。温かさや、軽い圧迫感を感じる程度です。
短時間の施術
施術時間は約10分程度。忙しいあなたでも、気軽に綺麗を手に入れられます。
効果が長持ち
1回の施術で約1年ほど効果が持続。まずは1年に3回まで実施可能です。
安全性が高い
均一な照射出力が可能です。
広範囲の照射
yoniHIFUⅢは、点ではなく線で照射するため、従来のHIFU治療器と比べて約3倍の照射面積を実現。より高い効果が期待できます。
分娩後のケアに最適
yoniHIFUⅢは分娩後の尿もれや骨盤底筋のゆるみの施術で高い効果が期待できます。出産後のデリケートゾーンの悩みに寄り添い、心身ともに健康な状態へと導きます。

乳がん、子宮体がん、卵巣がん術後のフェムケアとしても

乳がん、子宮体がん、卵巣がんの術後のホルモン療法中にGSM(閉経関連性器尿路症候群)に似た症状が現れることは、多くの患者さんが経験することです。ホルモン療法によってエストロゲンが減少することで、膣の乾燥や萎縮、弾力性の低下などが起こり、性交痛や排尿障害などの不快な症状を引き起こします。
yoniHIFUⅢは、がん治療による腟の萎縮や乾燥など、デリケートな悩みにも寄り添います。ホルモン剤を使用せずにGSMに似た症状を改善できる可能性があり、ホルモン療法による副作用のリスクを軽減できる場合があります。

膣ハイフがGSM(閉経関連性器尿路症候群)に似た症状に有効と考えられる理由
膣組織への作用
膣ハイフは、皮下組織や筋層にアプローチすることで、膣全体の構造をサポートし、膣の引き締め効果が期待できます。また、熱エネルギーによる刺激は、膣粘膜の活性化を促し、 乾燥や萎縮といった症状の改善に繋がると考えられています。
血流改善
超音波の熱作用により、膣周辺の血流が促進されます。血流が良くなることで、細胞への栄養供給が向上し、組織の代謝が促進されると考えられています。
コラーゲン生成促進
熱エネルギーは、線維芽細胞を刺激し、コラーゲンの生成を促進する効果も期待できます。コラーゲンは、組織の弾力性や柔軟性を保つために重要な成分です。
非ホルモン療法
ホルモン療法中の患者さんにとって、膣ハイフは非ホルモン的な治療法であることもメリットの一つです。ホルモン剤を使用せずに症状を改善できる可能性があり、ホルモン療法による副作用のリスクを軽減できる場合があります。
低侵襲性
膣ハイフは、切開や麻酔を必要としないため、身体への負担が少なく、ダウンタイムも短い治療法です。

yoniHIFUⅢの効果実感:アンケート結果

yoniHIFUⅢの施術受けた方のアンケートによると、1~2ヵ月後には、多くの女性が効果を実感しています。

内容1回目2回目
膣の緩み50人(49%)49人(63%)
尿もれ55人(66%)51人(81%)
お湯もれ44人(75%)39人(78%)
乾燥感14人(64%)13人(76%)
外陰部のかゆみ6人(55%)3人(50%)
外陰部の痛み4人(36%)0人(0%)
性交痛12人(46%)6人(60%)
yoniHIFUⅢを受けた方の感想
  • 施術を受けてから、膣の締まりが良くなったように感じます。パートナーからも喜ばれて、嬉しいです。
  • 尿もれが気になっていましたが、yoniHIFUⅢを受けてから、改善されました。日常生活でストレスを感じることが減り、快適に過ごせています。
  • 長年、膣の乾燥に悩んでいましたが、yoniHIFUⅢで潤いが戻りました。性交痛も軽減され、夫婦生活がより楽しくなりました。
  • 出産後、膣のゆるみが気になっていましたが、yoniHIFUⅢで元の状態に戻りました。自信を取り戻すことができ、感謝しています。
他治療との比較

yoniHIFUⅢと、他の腟ケア治療との違いを分かりやすくまとめました。

yoniHIFUⅢモナリザタッチインティマレーザー(Fotona社)
治療方法高密度焦点式超音波CO2レーザーエルビウムヤグレーザー
効果腟の引き締め
尿もれ改善
乾燥改善
乾燥改善
萎縮性腟炎の治療
腟の引き締め
乾燥改善
軽度尿失禁の改善
腟萎縮の治療
痛みほとんどなし軽度ほとんどなし
ダウンタイムほとんどなしほとんどなしほとんどなし
持続期間約1年3ヵ月~半年約1年
施術の費用感6万円~15万円5万円~10万円10万円~20万円

このような方におすすめです

  • 腟のゆるみが気になる方
  • 尿もれが気になる方
  • 腟の乾燥が気になる方
  • 性交痛がある方
  • 出産後、腟の状態が変わった方
  • 加齢による腟の衰えを感じている方
施術の流れ
1.カウンセリング
医師が丁寧にカウンセリングを行い、お悩みやご希望を伺います。
2.診察
腟の状態を診察し、治療計画を立てます。
3.施術
yoniHIFUⅢを用いて、腟粘膜に超音波を照射します。
4.アフターケア
施術後の注意点などを説明します。
施術の方法

1回の施術時間は30分~45分ですので、継続しやすい点もうれしいポイントだと言えるでしょう。
ゼリーを塗った専用の機器を膣内に挿入し、膣壁360℃方向へ2層の照射を行います。

施術後の注意点
  • 施術当日は、激しい運動や入浴は避けましょう。
  • 施術後、数日間はおりものが増える場合がありますが、自然に落ち着きます。
    施術後、性交渉は1週間程度控えましょう。
よくある質問
Q. 施術は痛みますか?
A. ほとんど痛みはありません。個人差はありますが、温かさや軽い圧迫感を感じる程度です。
Q. 施術後、すぐに効果は実感できますか?
A.効果には個人差がありますが、多くの方が施術直後から引き締め効果を実感されています。
施術後、約2~3ヵ月後に効果のピークが現れて、1年程度にわたって効果の持続が期待できます。1回で効果が実感できた方も公開時のためにその後は1年に1回程度で継続される事をおすすめします。
Q. 妊娠中でも施術を受けられますか?
A. 妊娠中は施術を受けることができません。
Q. どのくらいの頻度で施術を受ければ良いですか?
A. 効果の持続期間は約1年です。効果を持続させるためには、1年に1回程度の施術をおすすめします。
Q. 他の治療法との違いは何ですか?
A.従来の腟タイトニング治療では、メスを使用する手術や、レーザー治療が主流でしたがyoniHIFUⅢはメスを使わず、ダウンタイムも少ない治療法です。
Q.副作用は?
A.照射中の痛みは一般的には軽度で、軽く押されるような感覚や、時々温かみを感じることがありますが個人差があります。また。施術後にも多少の痛みや腫れ、違和感、しびれなどが残る場合がありますが、これらは一時的なもので、時間が経過すれば改善していきます。

費用(税別 自費診療)

yoniHIFU導入キャンペーン
お試し¥27,500(2周)
3回コース¥77,000

あなたもyoniHIFUⅢで、自信に満ちた毎日を手に入れませんか?
yoniHIFUⅢは、腟の悩みを解消し、女性としての自信を取り戻すための、画期的な治療法です。
デリケートゾーンの悩みは一人で抱え込まず、お気軽に当クリニックにご相談ください。 経験豊富な産婦人科専門医師が、親身になってお悩みをお伺いし、最適な治療をご提案いたします。

TCA療法

子宮頸がん精密検査の結果、CIN1・CIN2で経過観察と言われ不安な方へ……。
CIN1・CIN2を「切らずに・痛みをともなわず・短い時間」で、高確率で治す新しい治療法、それがTCA療法です。TCA療法による子宮頸がんの治癒率は91.3%と高く、従来の手術の代替治療として有用と言われています。

子宮頸がん検診(各自治体実施等)で要精密検査となり、医療機関で精密検査(組織検査)をおこなった結果、子宮頸部上皮内腫瘍(CIN1、CIN2)と診断され、「しばらく様子を見ましょう」と言われたけれど、「本当にこのままで大丈夫なのか……」と不安を感じていませんか?

そのような方にこそ知ってほしいのが、TCA(トリクロロ酢酸)療法です。
TCA療法は、病変部にトリクロロ酢酸を塗布し、異形成細胞を化学的に除去する治療法で、従来のレーザーや円錐切除術と異なり、痛みや体への負担は最小限に、外来診療で短時間に行えるのが大きな特徴です。

当クリニックで行っているTCA療法は、子宮を傷つけず、痛みもほとんどなくCIN1・CIN2を治療することができます。
手術のように切る必要がなく、短時間の治療で高い治癒率が期待できるため「様子を見る」のではなく「しっかり治す」という選択肢を取ることが可能になります。
また「早めに治療をして、安心して過ごしたい」、「できるだけ負担の少ない方法で、子宮を守りたい」そのように考えている方にとって、TCA療法はあなたの大切な未来を守るためのやさしい治療法です。
輝かしい未来はあなたのもの、大切な心と身体のために、「不安なまま待つ」のではなく「安心を手に入れる」ために、一緒に前向きな選択をしませんか?

CINについて

子宮頸部異形成は子宮頸がんの前段階(前がん病変)です。別名で子宮頸部上皮内腫瘍(Cervical Intraepithelial Neoplasia:略してCIN)とも呼ばれます。
ウイルスが子宮頸部に長期間残存し、細胞の異形成が起こります。異形成には、軽度(CIN1)、中等度(CIN2)、重度(CIN3)の3段階があります。
子宮頸部上皮内腫瘍(CIN1、CIN2)と診断された場合は、ほとんどの医療機関では治療をすることなく経過観察を行います。
CIN1やCIN2の場合、患者の30~80%はそのまま自然治癒(消退)することがあるからです。
いつまで続くかわからない経過観察は、先の見えない不安やストレスを抱えがちです。
定期検診のたびに「進行していないか」、「次は手術が必要になるのではないか」と心配になる方も少なくありません。
CIN1・CIN2は自然に治ることもありますが、一定の割合でCIN3や子宮頚がんへ進行する可能性があります。特にCIN2は約20%がCIN3へ進行するとされています。
当クリニックでは、進行リスクを抑制するためにも経過観察ではなく積極的治療をおすすめいたします。

HPV感染から子宮頸がんにいたるまでの割合
  1. HPV(ヒトパピローマウイルス)感染 かなり多くの女性(特に20代)が一時的に細胞の異常をきたす
  2. CIN1(軽度異形成)
    症状が不変
    30%
    消えていく
    60%
    10%
  3. CIN2(中等度異形成)
    症状が不変
    40%
    消えていく
    40%
    20%
  4. CIN3(高度異形成/上皮内がん)
    症状が不変
    60%未満
    消えていく
    30%
    10%多くはCIN3で治療されるため異形成発見は頸がん予防となる
  5. 浸潤がん 進行により命を脅かす
将来的に手術を受けずに済む可能性
HPVに感染してから進行してしまうと、円錐切除術などの外科的手術が必要になり、子宮への負担が増えることがあります。早めに治療することで、負担の少ない方法で改善できる可能性が高まります。
妊娠・出産への影響を防ぐため
CINが進行し、手術が必要になった場合、子宮頚管の長さが短くなり、将来的に早産や流産のリスクが高まることがあります。妊娠を希望される方には、子宮を守るためにも早期治療が大切です。
不安な時間を減らし、安心を得るため
「このまま様子を見て大丈夫?」という不安を抱えながら過ごすより、積極的な治療を行うことで、安心して日常生活を送ることができます。
TCA療法なら低侵襲で治療可能
TCA療法は、痛みが少なく、短期間で治療できる選択肢です。手術のように子宮を傷つけることなく、高い治癒率が期待できるため、早めの治療を選択するメリットは大きいといえます。
「待つ」よりも「治す」選択を。あなたの健康と未来のために、安心して治療を進めましょう。
TCA療法の5つの特徴
1.切らない・痛みが少ない
  • 月経痛が強い
  • 月経痛がだんだん強くなってきている(鎮痛剤が効かない)
    「手術は怖い」「痛みが心配…」という方でも安心できる治療法です。
2.CIN1・CIN2に対して91.3%の高い治癒率
  • CIN1・CIN2の治癒率は91.3%(※)
  • 早めの治療で、進行を防ぎ、子宮を守ることができる
    経過観察で不安を抱えるより、ご自身の選択で心と身体に安心をもたらします。
3.外来で短時間治療が可能
  • 1回の治療はわずか数分で完了
  • 入院不要、日常生活への影響もほぼなし
    忙しい方でも無理なく通院・治療が可能です。
4.安全性が高く、副作用もごく軽度
  • 副作用は軽度のめまい(数分で消失)のみ
  • 切開をともなわず出血・感染リスクがほとんどないため、回復が早い
  • TCA(トリクロロ酢酸)は医療現場で長年使用されている安全な薬剤で特に、美容皮膚科では、美白や若返りの目的で、お肌のケミカルピーリングに長年使われています。
  • 施術は短時間で終了し、全身への影響が少ない
    安全性の高い治療法として、多くの患者さまに選ばれています。

当クリニックでは、婦人科がんの専門医である臨床細胞学会専門医の院長が、金沢医科大学前教授・笹川寿之先生の指導のもとに安全に確実に行っています。
笹川先生は、HPV研究で2008年ノーベル生理学・医学賞を受賞したハラルド・ツア・ハウゼン博士の共同研究者です。

TCA療法後の副作用

膣や子宮頸部の治療では、月経痛様の下腹部痛を感じる場合があります。疼痛がひどい場合には、麻酔液の入ったゲルを局所に塗ってから治療出来ますので、希望される場合には遠慮なくお伝えください。帰宅後に痛みが続いたり、水様性帯下(水っぽい織物)が 1~2 週間増えるなどもありますが、心配はありません。ご希望があれば、外陰部の治療後に軟膏や内服薬(漢方薬やホルモン剤など)を処方しますので遠慮なく申し出てください。

TCA療法の治療プランと費用

CIN1の場合
3ヵ月(1ヵ月に1回、最大3回)
CIN2の場合
6ヵ月(1ヵ月に1回、最大6回)

CIN3はTCA療法適応外となります。

プラン内容費用(自費・税込)
1回5,500円
3回セット15,000円
6回セット28,000円
  • 治療後、3~4ヵ月後、細胞診とコルポスコープにて検査します(保険適応)。
  • 必要に応じてHPV検査を行います(4,000円 自費・税込)。検査で異常を認めなくなれば、6ヵ月おきの検査となります。