
卵巣機能不全について
■症状
卵巣機能不全とは、卵巣から分泌される女性ホルモンが低下している状態をいいます。実際の症状としては、月経がこない(無月経)、月経が止まらない、月経が不順になる、不正出血などがあげられます。
■診断
この診断では、その他の婦人科の病気(例えば、子宮筋腫、子宮がん、子宮内膜症など)がないことを検査で確認することが必要です。また、女性ホルモン低下の状態が長く続くと子宮が萎縮(小さくなる)していることもあり、診断の根拠になります。とくに、基礎体温を測定したとき、低温期、高温期という規則的な二相性を描かない場合には診断が確定となります。
■対応
原因となるのは、ストレス、ダイエット、不規則な生活習慣(睡眠、食事)などで、改善には毎日の生活を規則正しくすることが第一です。かなりの人は、こうした生活習慣の見直しにより症状が改善されますが、子宮が萎縮している人や出血が長期に続く人などは治療が必要になります。
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多嚢胞性卵巣とは
■症状
卵巣は、左右の下腹にある直径2〜3cmの臓器で、女性らしさを司る女性ホルモンを分泌しています。そのホルモン分泌が正常であれば、月経が規則正しく、基礎体温も二相性となり、妊娠が可能になります。
その左右の卵巣にたくさんの袋(嚢胞)があって、卵巣自体も大きくなっている症状を多嚢胞性卵巣といいます。それは女性ホルモンの分泌を妨げ、代わりに男性ホルモンが多くなったり、卵巣表面の皮(被膜)が厚くなり、正常な排卵できないため不妊の原因になることもあります。また、人によってはお乳を出すホルモン(プロラクチン)が高い状態の人もいます。
■治療
患者さんの体の状態に合わせて、排卵を起こす薬の処方や注射での治療を行います。妊娠をあきらめる必要はなく、また、不妊以外に重い症状を起こす病気ではありませんから根気よく治療しましょう。
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